今週の米ツアーと米下部ツアー

男子米ツアーは今週、シーズン最後を飾る「プレーオフシリーズ3連戦」の初戦「ノーザントラスト」が19日(木)から始まり、22日(日)は最終日の予定でした。しかし、大型台風が接近しているため、22日は競技をとりやめ、23日(月)に最終日のプレーをおこなうことを米PGAが発表しています。4日間大会はよほどの悪天候が続かない限り、4日間プレーして大会を成立させ、勝者を決めるという当然のことが、米PGAでは当たり前におこなわれています。

3日目を終えて首位に立ったのは、世界ランキング1位のジョン ラウムとオーストラリア人のキャメロン スミスです。スミスは3日目を59のスコアを出しそうな勢いでプレーし、結局1打足らず60に終わりましたが、順位を24位あげてジョンラウムに追いつきました。

日本のツアーでは各試合の主催者が異なるため、翌週にまたがって試合をおこなうということが許されていません。でも、今回のように3日目終了時に首位がふたりいた場合はどうするのでしょうか? 興味のあるところです。

この大会に出場している松山英樹は現在40位タイの位置にいます。先週のシーズン最終戦で、来季のツアーカードを失うことが決まった小平智は、今週敗者復活戦ともいえる下部ツアーの「プレーオフシリーズ」の大会に出場しています。このブログを書いている時点では、最終日13番ホールを終えて26位タイの成績なので、この大会でツアーカードを取り戻すまでには至りません。来週と再来週開催される残り2戦にすべてを賭けることになります。