現在米PGAツアーでは、シーズン最後を飾る「ツアー選手権」が、フェデックスカップ獲得ポイント上位30名の選手によっておこなわれ、初日のプレーが終わりました。
米下部ツアーである「コーンフェリーツアー」においても、シーズン最後の試合となる「コーンフェリー ツアー選手権」がおこなわれています。この試合終了時に獲得ポイントが上位25位以内に入れば、来季米PGAツアーでプレーをする資格を得ることができます。
この「コーンフェリーツアー選手権」には小平智が出場しています。小平は今季米PGAツアーでフェデックスカップポイント順位が最終的に150位だったので、125位までの選手に与えられる来シーズンの米PGAのツアーカードを喪失しました。そのため、今週の「コーンフェリー ツアー選手権」に出場して、ツアーカードの再奪取を目指しています。
小平は、新型コロナウィルスの影響で2シーズンが1シーズンに統合された今季、前半は調子がよくありませんでした。しかし、今年の5月の「ウェルズファーゴ選手権」で11位、翌週の「バイロンネルソン」で13位、6月の「パルメット選手権」19位の成績をあげ、調子がのってきたようでしたが、その勢いは長く続かず、結局シーズンを通してトップ10には一度も入ることができませんでした。
ツアーカードを再び手に入れるため、復活戦に挑戦している小平智の残りあと3日間に注目です。