ブルックス ケプカ 2

昨日のブログで、ケプカがゴルフ雑誌のインタビューの中でメジャーの優勝回数について話した内容を書きました。

このインタビューの中で、ケプカは来週に迫った「ライダーカップ」についても語りました。「常に個人として競技をしているのに、1年に1回(ライダーカップとプレジデントカップが交互に開催される)、それもたった1週間だけチームとして戦うということは、自分にとって気持ちの切り替えが非常に難しい。トーナメントでは自らが打つショットに対して100%自分で責任をもってプレーしなければならないが、ひとつのボールを2人で交互に打つ形式(フォーサム)の場合、パートナーがティーショットを打って、ボールがとてもひどい場所に止まったとする。そこから自分が打たなくてはならないが、もうこのホールの負け目に見えている。そんな時にどんな気持ちで次のショットを打てばいいのか、非常に難しい。」

「また、ライダーカップ期間中は自分のトレーナーやスタッフに会うことも、ジムにいくことも自由にできない。また多くの時間、団体で行動することを強いられるため、日頃試合に備えておこなうルーティーンを守ることもできない。」

今まで多くの選手にとって、特にアメリカ人の選手にとっては、「ライダーカップ」というとても伝統のある大会で、無償で(ライダーカップでは勝利したチームに賞金は用意されておらず、必要経費程度のお金が支給されるのみ)、国を代表して戦うことは非常に名誉なこととされてきたので、このケプカのコメントはかなり反響を呼んでいます。

おそらく、ケプカはライダーカップのメンバーからはずれることになり、代わりの選手としてパトリック リード、先週の欧州ツアーの大会「PGA選手権」で優勝したビリー ホーシェルの名前が挙がっています。