米PGAの開幕戦「フォーティネット選手権」は、マックス ホーマ(31歳)が優勝し、ことし2月の「ジェネシス オープン」に次いで米ツアー3勝目を挙げました。
首位を2打差で追いかける位置からスタートしましたが、バックナインに入って猛チャージを見せます。12番では2打目(95ヤード)を直接カップに入れてイーグルを奪います。
このショットについて、ホーマが試合後のインタビューに答えて「キャディーのグレイナーのいう距離と方向そのままに打った。その打球のゆくえに確信をもったグレイナーはすぐに歩き出したんだ。ちょうど打ったパットがカップに入る前に、自信を持ってカップのほうに近づいていく選手のように。」ホーマのおさななじみであるグレイナーは17,18歳の頃、カナダツアーでプロとしてプレーした経験があります。
続く13番で、20フィートの長いパットを入れてバーディー
17番でも19フィートの大きく曲がるパットをねじ込んで、首位に立ちそのまま優勝です。
マックス ホーマは、2週間前に開催された前季の最終戦「ツアー選手権」には残ることができませんでした。フェデックスポイントの成績が30位までの選手が出場できましたが、35位だった彼は出場を逃しました。この悔しさがバネになったのかもしれません。この優勝で世界ランキングも41位から31位に上げてきています。今後の活躍に期待です。