米PGAツアーと日本ツアーの共催試合となる「ZOZO選手権」が、10月21日から、千葉県のアコーディアゴルフ習志野CCで開催されることが決まりました。
開催から約2か月前になる8月26日付けのブログで、今年はどうなるのだろうか書きましたが、予定通り日本で開催され、昨日参加主要メンバーも発表になりました。
https://worldgolfinformation.com/2021/08/26/
2019年に初めてこの大会が開催されたときは、タイガー ウッズが優勝し、松山英樹も2位に入り、大いに盛り上がりました。昨年の大会はコロナウィルス蔓延で、米PGAでプレーする選手の来日が困難となり、日本での開催が見送られました。大会名はそのままで、アメリカ・カリフォルニア州のコースで開催され、パトリック キャントレーが優勝しています。
昨日発表された出場予定選手には、松山英樹、エグザンダー シャフレ、コリン モリカワ、トミー フリートウッド、リッキー ファウラーらの名前が挙がっています。しかし、多くのトッププロは出場しません。米ツアーのスケジュールの中でわずか1試合だけのために、はるばる日本に来ることはありません。
2年前のときは、韓国で「CJカップ」があり、その次の週に「ZOZO」が開催され、その翌週にも中国で大きなWGCの大会が組まれていました。この3つの大会には予選カットがなく(賞金が保証され)、3週連続しておこなわれるので、選手にとって出場しやすい日程でした。
トッププロは来ないと言っても、米PGAツアーの公式試合ですから、優勝賞金は1億円を超え、優勝すれば2年間のツアーカードもついてきます。なので、中堅どころの選手にとっては、米ツアーでの1勝には違いないし、大きなチャンスになります。
まだすべての出場予定者が確定しておらず、日本ツアーメンバーにも10名の出場枠が与えられていますが、優勝者は、松山(世界ランク17位)、エグザンダーシャフレ(同5位)、コリンモリカワ(同3位)の3人に絞られると予想します。ちなみに、シャフレは前回の大会で10位タイ、モリカワは22位タイに入っています。特にモリカワは、8月の「東京オリンピック」の3位決定プレーオフに敗れ、銅メダルを逃した雪辱を晴らしたいという気持ちが強いはずです。
3人に絞る理由は、この3人の選手と他の選手の間に世界ランキング上のランクの差が大きすぎるためです。世界ランキングは決して嘘をつきません。ただ唯一、波乱がおこるとすれば、日本ツアーでプレーする外国人選手のような気がします。この予想についても、試合後に検証をいたします。