9月24日から始まる「ライダーカップ」に出場するユーロチームのメンバーが決定しました。アメリカチームのメンバーはすでに決定していましたが、ユーロチーム側は欧州ツアー「PGA選手権」の終了時点に発表されることになっていました。
ユーロチームのメンバーに、世界ポイントリストから自動選出ですでに出場が決まっていた選手は、ジョン ラウム、ポール ケーシー、ローリー マキロイ、ビクター ホブランド、トミー フリートウッドの5名でした。
そして、「PGA選手権」終了時の欧州ポイントリストから自動選出されたのは、テリル ハットン、マシュー フィッツパトリック、バーンド ワイズバーガー、そしてリー ウェストウッドの4名です。
そして、最後にユーロチームの監督パドレイグ ハリントンが監督推薦で選出されたのが、セルジオ ガルシア、イワン ポールター、シェーン ローリーの3名です。
ガルシア(41歳)は、今までライダーカップに9回出場し、歴代1位の成績となる25.5ポイントを獲得しています。ポールター(45歳)は今まで6回出場していますが、最終日のシングルマッチでは1度も負けたことがないという、マッチプレーにとてつもなく強い選手です。
シェーン ローリー(34歳)は、2015年の「WGCブリジストン招待」を制し、最近では2019年の「全英オープン」で優勝し、欧州を代表する選手ですが、今回のライダーカップが初出場になります。
通常のストロークプレーによる4日間の競技では、飛距離があって体力のある若い選手が断然有利なのですが、ライダーカップはマッチプレーでおこなわれるため、各ホールごとに繰り広げられる相手との駆け引きといった経験、老練さが勝敗を大きく左右します。ユーロチームは、若い新人を多くチームに入れているアメリカチームと対照的な編成となりました。
ユーロチームとアメリカチーム、どちらが勝つでしょうか? 始まるのが楽しみです。