先週の「ZOZO選手権」で、残念ながら７位タイに終わったコリン モリカワですが、今週の世界ランキングで３位から２位となり、順位をひとつあげました。２位のダスティン ジョンソンが「ZOZO」に出場していなかったため、この試合で５．４５ポイントを稼いだモリカワがジョンソンを追い越しました。
アメリカ人選手として、わずか２４歳という年齢で世界ランキング２位になるのは、タイガーウッズ、ジョーダンスピースに次ぐ記録となり、彼の上位にいるのは、もうジョンラウムひとりだけです。
米PGAツアーは９月の初めにシーズンが終了し、今は新しいシーズンに入ったばかりで、大きな大会は予定されていませんが、欧州ツアーはこれから終盤の一番大切な時期を迎えます。１１月１４日から中東で「ドバイ選手権」があり、１１月２１日から同じくドバイでシーズン最終戦となる「ワールドツアー選手権」が開催されます。
コリン モリカワは欧州ツアーメンバーとしても登録していて、７月の「全英オープン」を優勝しているため、欧州ツアーでシーズンを通して競うポイントレースでも、現在首位に立っています。そのため「ドバイ選手権」、「ワールドツアー選手権」でいい成績を出せば、欧州年間最優秀選手となるだけでなく、世界ランキング１位となる可能性もあります。
もちろん、この２試合にはジョン ラウムも出場しますので、ふたりのガチンコ対決が非常に楽しみになります。来月は欧州ツアーから目が離せません。