日本女子ゴルフツアーはきのうから、滋賀県の瀬田GCで「TOYOジャパン クラシック」が4日間大会として始まりました。
この大会は毎年、米LPGAと日本LPGAの共催試合として開催されていますが、今年はコロナウィルスの影響で、アメリカでプレーする選手の来日が困難なため、日本LPGAの単独開催となりました。先月21日から千葉県で開催された男子ゴルフ「ZOZO選手権」には、米PGAで活躍する外国人選手が多数出場しましたが、資金力のある米PGAが往復のチャーター機を用意したために実現しました。
「TOYOジャパンクラシック」で優勝して、米LPGAツアーに参加することを宣言すれば、2年間のツアーカードが与えられますが、ことしは日本LPGA単独の開催となるので、残念ながらこの特典はありません。
渋野日向子のように、米LPGAツアーでプレーすることを強く希望している選手にとっては、アメリカのQスクール(予選会)をわざわざ受けに行かなくても、この大会で優勝すればツアー資格を獲得できたのですが、渋野にとってはアンラッキーでした。
https://worldgolfinformation.com/2021/11/02/
渋野の初日は1アンダーのスコアで、首位の小祝さくらとは6打差の12位タイにつけています。まだ3日間あり、十分に2週連続優勝は狙えます。Qスクールに向けて、優勝すればするほど自信につながります。
Qスクールに合格し、来シーズンは笹生、畑岡とともに米LPGAで活躍する渋野の姿を見るのが待ち遠しくてなりません。