先週中東のドバイで開催された「アジアアマ選手権」で中島啓太選手が優勝したことはお伝えしました。
https://worldgolfinformation.com/2021/11/07/
先週に引き続いて今週は中東のアブダビで、「アジア女子アマ選手権(Women’s Amateur Asia-Pacific Championship)」が開催され、東北福祉大学の橋本美月(19歳)が優勝しました。男女の部でともに日本人選手が優勝したことになります。
この優勝によって、橋本は「全英女子アマ」、「エビアン選手権」という2つのメジャー大会に出場することができ、「マスターズ」の前の週にオーガスタナショナルGCで開催される「オーガスタ女子アマ」への出場権を獲得しました。
男子の大会は今年が12回目めの開催でしたが、女子のほうは4年前にR&Aとアジア太平洋ゴルフ連盟によって創設され、昨年はコロナの影響で中止となったため、今回が第3回めとなりました。
日本で将来プロゴルファーになることを夢見て頑張っているジュニアーゴルファーにとって、最大のタイトルは「日本アマ」「日本女子アマ」です。しかし、米LPGAや米PGAで活躍したいというもっと大きな夢を抱いているアマチュアゴルファーにとって、この「アジアアマ」「アジア女子アマ」のタイトルは、その登竜門となります。獲得すればメジャー大会でプレーするチャンスを与えられ、世界のトッププレーヤーの中で自分の力を試すことができます。
中島啓太、橋本美月両選手が、来年のメジャー大会でどんな活躍するのか大いに期待しましょう。予選を通過して、さらに「ローアマ」のタイトルを獲得することを目標にプレーしてほしいですね。