ネリー コーダ優勝

現地時間14日に最終日を迎えた米LPGAツアーの「ペリカン女子選手権」は、ネリーコーダ(23歳)が、4人の選手によるプレーオフにもつれ込んだ試合を制し、優勝を決めました。

コーダは優勝争いをしていた最終日の終盤17番ホールで痛恨のトリブルボギーを叩き、優勝のチャンスは途絶えたかに見えましたが、18番でバーディーを奪いプレーオフに残り、プレーオフ1ホールでひとりだけバーディーを決め栄冠を手にしました。

ネリーコーダはこの優勝で今季ツアー4勝めを飾り、その中には自身初となるメジャータイトル「全米女子プロ選手権」も含まれています。また、8月に開催された「東京オリンピック」では金メダルを獲得しました。

彼女のお父さんは元プロテニス選手で、テニスのメジャー大会「全豪オープン」を1998年に制しています。種目は異なれど親子でメジャータイトルを獲ったケースというのは他に例がないと思われます。お姉さんジェシカも同様にプロゴルフプレーヤー、弟はプロテニス選手という超ハイレベルなスポーツ一家です。また、コーダのボーイフレンドはプロアイスホッケーの選手で、ロスアンゼルスキングスで現在プレーしています。

ネリーコーダは現在世界ランキング1位をキープしており、来年も彼女の活躍が続きそうです。