今日から欧州ツアーではシーズン最終戦となる「ツアー選手権」が中東のドバイで始まります。現在世界ランキング2位で、米ツアーで活躍するコリン モリカワも出場します。
彼は今季欧州ツアー競技には2試合しか出場していませんが、欧州ツアーメンバーとしても登録しているので、2月の「WGCワークデイ」、そして7月の「全英オープン」の優勝によって多くの年間ポイントを獲得し、現在欧州ツアーポイントランキング1位にいます。
もし、彼がこの大会で優勝あるいは上位入賞して年間最優秀選手になれば、アメリカ人として初の快挙となります。また、昨日欧州ツアーは、コリン モリカワに欧州ツアーの「終身名誉会員」の資格を与えました。今までにアメリカ人でこの資格を与えられたのは、トム ワトソン、ジャック ニクラウス、アーノルド パーマーなどの選手です。
世界のトッププレーヤーは、そのほとんどが米PGAツアーでプレーし、欧州ツアーには世界的知名度の高い選手の数が少ない状況のなかで、コリン モリカワのように24歳と非常に若く、すでに2つもメジャータイトルをとっているトップ選手が出場してくれることは、欧州ツアーにとっては非常にありがたいことです。今後も欧州ツアーでプレーしてほしいという願いも込めて、今回の授与に至ったようです。
ポイントランキングの得点差をみると、1位のコリン モリカワと2位のビリー ホーシェル(米国人)が、3位以下の選手を大きく引き離しているので、欧州ツアーメンバーのリー ウェストウッド、マット フィッツパトリック、ポール ケーシーがモリカワのポイントを上回って年間最優秀選手になるためには優勝しかありません。それもモリカワとホーシェルが下位の成績に終わったらという条件つきで、、、
欧州ツアーの最終戦「ツアー選手権」、4日間のプレーに注目です。