タイガーウッズがSNSで、スイングする様子を公開しています。
まだドライバーではなくアイアンによるショットですが、怪我からかなり回復しているようです。ことしの2月23日、自らがホストを務める「ジェネシス招待」直後に、会場とホテル間の移動のために貸与されていたジェネシスブランドのSUVで、交通事故を起こし大けがを負いました。
事故からちょうど8か月が経過し、怪我からの回復・リハビリは順調に進んでいるようです。一日も早く米PGAツアーに復帰してほしいと思います。
タイガーが今何を考えているか、凡人の1ファンに分かるわけないのですが、そこを敢えて推し量ってみると、第一目標としてあるのは「米ツアーであと1勝する」ではないかと思うのです。
タイガーは2019年、日本で開催された「ZOZO選手権」で優勝し、米ツアー通算82勝目をあげ、サムスニードがもつ最多記録に並びました。あと1勝して93勝とすれば単独1位となることができます。ふたりとも1位というのは、きっとタイガーにとってはおもしろくない記録でしょう。
タイガーは2019年の「マスターズ」を優勝し、メジャータイトル数を15としました。ジャックニクラウスがもつ最多メジャータイトル数18にあと3つと迫っています。しかし、来月30日に46歳になるタイガーにとって、残されている時間は多くありません。
12月2日から米PGAツアー競技として、タイガーが少数のトッププロを招待する「ヒーロー ワールドチャレンジ」がバハマで開催されます。ホスト役として大会前のインタビューで、いつ頃ツアー復帰ができるのか、タイガー自らが口にすると思われます。