コリンモリカワ 2つのタイトルを獲得

欧州男子ツアーのシーズン最終戦「ツアー選手権」は、コリン モリカワが優勝し、またポイントによってシーズンを通して競う年間最優秀選手賞も獲得しました。アメリカ人として年間最優秀選手賞を受賞した初めての選手となります。

世界ランキング2位、欧州ツアーのポイントレース1位としてこの大会に臨んだモリカワには、大会前に欧州ツアーより「終身名誉会員」のステイタスが贈られました。これはアメリカ人としては5人目の快挙となります。その期待にそむくことなく、実力を思う存分発揮して「ツアー選手権」を優勝するとは。ただ、すばらしいの一語に尽きます。

モリカワは今年2月「WGCワークデイ」を優勝し、6月には「全英オープン」を制してメジャータイトル2つめを手にし、9月の「ライダーカップ」でも3勝1分けとアメリカの勝利に大きく貢献しました。そして、今回の優勝と年間最優秀選手賞の受賞です。米ツアーでプレーを始めて2年余りの選手としては、これまた、すばらしいの一語です。

最新の世界ランキングでも、この大会を欠場したジョン ラウムが1位のままで、モリカワも2位で変更はありません。しかし、その差は確実に縮まっています。来年の両者の成績によっては充分逆転もありえます。

最終日首位でスタートし、欧州ツアー出身の選手としてコリン モリカワの優勝だけは阻みたい思いが強かったローリーマキロイは、後半スコアを落としモリカワに5打も差をつけられ、結局6位タイに終わってしまいました。試合後、自分のふがいなさを爆発させていますが、なんとその矛先が向かったのは自らが着ていたシャツでした。

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