来季の米LPGAのツアーカードを取得できるQシリーズがまもなく始まります。この試合に合格し、来季はアメリカツアーでプレーする意志を表明している渋野はすでに渡米しています。
先週の「ツアー選手権」で終了した米LPGA(2020-2021年)シーズン中、渋野は2019年の「全英女子オープン」で優勝したステイタスで、5つのメジャー大会とその前後の大会のうちスポンサー推薦を得ることができた試合に出場しましたが、スポット参戦のためか思うような結果が残せませんでした。このQシリーズに合格すれば、来シーズンより腰をすえて米LPGAツアーでプレーすることができます。
Qシリーズの日程は2つに分かれ、最初は12月2日から5日まで4ラウンドを、アラバマ州にあるマグノリア グローブ ゴルフコースでプレーし、上位者(人数は未決定)が次に進みます。
勝ち残った選手は12月9日から12日まで、同じアラバマ州のハイランド オークス ゴルフコースでさらに4ラウンドおこない、上位45位タイまでの選手がツアーカードを手にすることができます。
メジャータイトルを持っている選手が米LPGAツアーのQシリーズに挑戦する。合格して当たり前という状況で出場する渋野には、相当なプレッシャーがかかります。しかし、8ラウンドもプレーするので、一打、二打のラッキー、アンラッキーではなく、本当に実力のある選手が合格します。
渋野は現在世界ランキング38位。日本のツアーでは先月「スタンレーレディース」と「三菱電機レディース」に優勝し、好調さをキープしています。日本時間の12月13日朝には結果が分かりますが、トップ合格のニュースを期待しましょう。