欧州男子ツアー(European Tour)が、来シーズンから名称が変更されることになります。今季シーズンは１１月１８日から始まる「ツアー選手権」をもって終了し、１１月２５日に南アフリカのヨハネスブルグで開催される「ジョブルグ オープン」から新シーズンがスタートします。
その新しいツアー名は、「DPワールドツアー」といい、中東ドバイに拠点を置く「DPワールド」という物流会社がタイトルスポンサーとなって、ツアーを資金的にバックアップします。いままで欧州ツアーと言いながらも、多くの試合を南アフリカ、中東、アジアで開催していたので、名前に「ワールド」を入れたほうが、実態をよく反映したものになりそうです。
強力なスポンサーができたことにより、各大会の賞金総額も大きく増額されることになり、また、日本のゴルフファンにとってもひとつうれしいニュースがあります。年間スケジュールによると、マスターズの次の次の週にあたる４月２１日から日本でも試合が組まれていることです。まだ、日本のどのコースで開催されるのか、大会名はどうなるのかなどについては明らかにされておらず、今月２３日に詳細が発表されることになっています。
３年前に日本で始まった米PGAツアー「ZOZO選手権」に続いて、DPワールドツアーの試合が日本で開催されることになります。いったいどんな大会がおこなわれるのか、詳細の発表が待たれます。