中東のドバイで、今日(3日)から4日間「アジアアマ選手権」が開催されます。2009年から始まったこの大会は、昨年コロナウィルスの感染のため中止になり、今年が12回目となる比較的新しい大会です。大会を共催するのは、アジアゴルフ連盟、マスターズトーナメント、R&Aの3団体で、アジアの有能なアマチュア選手に世界の舞台で活躍するチャンスを与え、育成することを目指しています。優勝者は来年の「マスターズ」に招待され、「全英オープン」への出場資格が与えられます。
松山英樹は2010年と2011年の大会を連覇し、「アジアアマ選手権」を制した選手として初めて「マスターズ」で優勝し、主催者の願いを実現させました。金谷拓実は、2019年の大会でプレーオフまで進出しましたが、惜しくも敗れて2位に終わり、このタイトルに手が届きませんでした。
今年の大会には、注目の選手中島啓太が出場します。彼は、ことしの「日本アマ」タイトルを獲得し、9月の「パナソニックオープン」では、アマチュア選手としては史上5人目となる優勝を果たしました。また、年間世界最優秀アマに与えられる「マーク マコーマック メダル」を受賞しています。
中島選手に大いに期待しましょう。なお、日本人選手としては他に、オヨウ レオ、モリヤマ ユウキ、サカネ リュウノスケ、スギウラ ユウタ、カワモト リクの5選手が出場します。