来季のLPGAツアーカード獲得をかけて現在Qシリーズに出場している渋野日向子は、4ラウンドのストロークプレーで競う第1ステージを無事通過しました。
初日2オーバーと大きく出遅れた渋野は、2日目のプレーもパープレーに終わり、第1ステージ通過に黄信号が灯り、ぎりぎりのところから3日目に6アンダー、最終日2アンダーとして、4日間トータル6アンダーでホールアウト。24位タイで第1ステージの通過を決めました。
この予選会に渋野のともに出場していた古江彩佳は、3アンダー、4アンダー、2アンダー、2アンダーとまったく危なげないプレーで4日間を終え、7位の好位置につけています。
この第1ステージでは110名の出場者のうち上位62位タイまでの選手が、今週9日より始まる第2ステージ進出を決めました。第2ステージでも4日間ラウンドしますが、第1ラウンドのスコアを持ち越します。古江は首位から8打差、渋野は首位から13打差の位置からスタートして、残りの4ラウンドを戦います。
そして、トータル8ラウンドの結果、上位45位までの選手に来季のLPGAツアーカードで与えられ、それ以下の選手には来季の下部ツアー(シメトラツアー)の出場権が与えられます。
3日目まったくあとがない状況で、6アンダーを叩き出した渋野の精神力は本当にすばらしいと思います。さすがにメジャータイトル保持者、日本ツアー6勝の実績を有する選手です。現地時間9日より始まる第2ステージのプレーを楽しみにしましょう。