米LPGA来季のツアーカード(出場権)を賭けたQシリーズについては、このブログでもいろいろとレポートしてきましたが、あまり知られていない情報をひとつ。
この大会は、第1ステージ4ラウンドをプレーして、上位74名の選手が第2ステージに進みました。さらに4ラウンドをおこなって、基本45位タイまでの選手(今回は41位タイの選手が6名いたため41位タイまでの選手)がツアーカードを獲得しました。
来季のツアーカード獲得をめざす大会ですが、この41位タイまでの選手には賞金が用意されています。優勝者には15,142ドルが与えられ、最下位41位タイの選手には2,136ドルが支払われます。
7位に入った古江選手の賞金は5,142ドルで、20位タイだった渋野は2,242ドルです。出場するほとんどの選手がプロであり、2週間もの長い間選手を拘束する大会なので、交通費、滞在費の一部は主催者のほうで面倒をみるということでしょうか?
非常にタフな8ラウンドのプレーを戦い抜いて、来季のツアー競技に出場できることが決まった喜びは、選手にとっては格別のもののようで、12位タイに入ったマレーシア人ケリータンは体全体を使って嬉しさを表現しています。