ゴルフダイジェスト誌電子版が今年のゴルフ界の大きな出来事&活躍した選手ランキングを発表して、4位にフィル ミケルソンが入ったことを昨日書きました。
最初にランキングが発表されたときは1位、2位、3位は伏せて発表され、翌日に2位と3位が加えられましたが、1位はまだ発表されていません。3位には「ライダーカップ」と「ソルハイムカップ」が一緒に選出されました。
「ライダーカップ」は、コロナウィルスの影響で開催が丸1年延期され、最近は欧州チームが大きく勝ち越しており、アメリカチームにとっては地元開催ということもあり、どうしても負けられない一戦でした。結果はアメリカチームが歴史的大差で圧勝し、今後もしばらく優勢な流れが続きそうだという印象をファンに与えました。
「ソルハイムカップ」は、欧州女子プロとアメリカ女子プロが対戦するチーム戦で、大会前アメリカチームが断然有利と見られていましたが、欧州チームが大健闘し勝利をおさめました。
そして、2位に選ばれたのは、ブルックス ケプカとブライソン ディシャンブーの確執でした。彼らの確執については、いままでもこのブログで何回も書いており直近の2つは以下のものです。ご一読ください。
https://worldgolfinformation.com/2021/11/24/
https://worldgolfinformation.com/2021/11/27/
ライバルと呼ばれるふたりの選手の間の関係がよくないということは決して珍しいことではありません。「あいつにだけは絶対に負けたくない。」という強い気持ちがあってこそ、大きな目標にたち向かい、達成が可能となるというものです。
しかし、最近はSNSが発達し、いままでマスコミでは決して扱われなかった細々(こまごま)とした事柄をさまざまな人が発信し、それが拡散されて当人たちの知るところとなり、二人の関係がさらに悪化することもあります。なので、トッププロと呼ばれる選手は特に、発信する内容に細心の注意を払う必要がありそうです。