日本人の活躍

ことしもあと残すところ1週間を切り、海外のゴルフメディアは今年1年どんな出来事があったか振り返る記事が多くなってきました。

その中に今年は日本人選手の活躍がめざましかったという記述が目につきます。筆頭にくるのは、4月の「マスターズ」で松山英樹が優勝したことです。彼は10月に2年ぶりに日本で開催された「ZOZO選手権」でも凱旋優勝を果たしています。

「マスターズ」の前の週には、今回が2回目となる「オータスタ ナショナル女子アマ」が「マスターズ」と同じ舞台で開催され、梶谷翼が優勝しました。この大会は、今後間違いなく世界中の女子アマチュア選手にとって最高峰の目標になっていきます。

また8月には、稲見萌寧が東京オリンピックで銀メダルを獲得しました。2位決定戦で世界ランキング上位にいるニュージーランドのリディア コウを下しての銀メダルは本当にすばらしい快挙でした。

そして11月には中島啓太が「アジアパシフィックアマチュア選手権」で優勝しました。世界アマチュア1位としてこの大会に出場した中島は、優勝して当然と周囲が彼を見る大きなプレッシャーの中で、見事に勝ち切りました。中島はこの大会の前に、日本ツアー「パナソニックオープン」で史上5人目となるアマチュア優勝も果たしています。

世界に通用する実力を持つこの4人の選手の今後の活躍には大きな期待がもてます。本当に楽しみです。