米PGAツアー本年第2戦「ソニーオープン」にスポンサー推薦で出場している中島啓太が、すばらしい成績で予選ラウンド2日間を終えました。初日が3アンダーの67、2日目は6アンダーの64のスコアで、松山英樹と並んで5位タイにつけています。
同じくスポンサー推薦で出場した先輩格の金谷拓実は、惜しくもカットラインに2打及ばす予選落ちを喫しました。その他の選手は、小平は予選通過し、星野は予選落ちです。
中島の好調をデータでみると、パットの調子がよくストロークゲイン(パッティング)が2.4と、全出場選手の平均パット数より、ラウンド当たり2.4上回っています。
中島が米PGAツアーの大会に出場するのはこれが2度めで、昨年10月に日本で開催された「ZOZO選手権」に初めて挑戦したときは、28位タイの成績をおさめています。
きょう、あすの決勝ラウンド2日間は、周りから注目され、本人も優勝を意識しはじめます。プレッシャーがかかる状況の中でどんなプレーを見せるのか、本当に楽しみです。
優勝は非常に難しいと思いますが、もし、本当に、もし中島が優勝することができたら、それは1991年にフィル ミケルソンがアマチュアとして、「ノーザンテレコムオープン」で優勝して以来、31年ぶりの快挙となります。
ガンバレ! 中島!