米LPGAは、現地時間2月3日(木)から5日(土)まで「ドライブオン選手権」が、フロリダ州で開催されました。米LPGAでは非常にめずらしくなった3日間大会で、最終日を日曜日ではなく土曜日とした大会でした。
優勝したのは、アイルランド人のレオナ マグワイヤー(27歳)です。アメリカのデューク大学でスターとして活躍した選手で、アイルランドの選手が米LPGAの大会で優勝したのは史上初のことです。
この大会には日本人選手として、笹生優花、畑岡なさ、古江彩香の3選手が出場していました。笹生はカットラインに1打足らずに予選落ちし、畑岡は初日首位タイに立ちましたが、最終成績は41位タイに終わりました。
昨年末のQシリーズに上位(7位)合格し、今シーズンから米LPGAに参戦している古江彩香が安定したプレーをしています。今回の大会では30位タイに入り、前週の大会「LPGAドライブオン選手権」でも18位タイの成績を上げています。
データで見てみると、ドライバーの平均飛距離は246.7ヤード(ツアー選手中109位)ですが、フェアウェーキープ率80.6%は26位、パーオン率は72.2%で27位。1試合当たりのパット数29.3は40位。サンドセーブ率も63.6%で24位。
いずれのデータにおいても上位に顔をならべ、まったく弱点がないプレーぶりです。昨年7月に開催されたメジャー大会「エビアン選手権」でも4位入賞を果たしており、この状態を続けていけば、意外と早く米LPGA1勝目を達成できるかもしれません。期待しましょう。
今後の米LPGAのスケジュールとしては、3月3日からシンガポールで始まる「HSBC世界選手権」まで、試合が予定されていないので約1か月空くことになります。この試合には、渋野日向子がスポンサー推薦で出場することが決まっています。
なお、昨日当ブログで優勝者を予想した「サウジ インターナショナル」ですが、ハロルドバーナー3世が優勝しました。最終18番(パー5)ホールで90フィートの超ロングパットを決めてイーグルを奪い、2位に1打差をつけての優勝です。こんな長いパットを決めて優勝するとは、、、、 これには実力を超える何かが働いたとしかいいようがありません。脱帽です。