1月28日のブログで書きましたが、米LPGAの下部ツアーの名称が、今シーズンから「エプソンツアー」と変更になりました。昨シーズンまでは「シメトラツアー」と呼ばれていましたが、ことしから5年契約で日系企業のエプソンがタイトルスポンサーとなり、ツアーにその企業名がつきました。
https://worldgolfinformation.com/2022/01/28/
先日エプソンツアーの日程が発表されましたが、まず試合数が以前の15試合から21試合に増え、1試合あたりの平均賞金総額も、10万8千ドルから21万ドルへと増額になりました。また、ことし8月に開催される「フレンチリックリゾートチャリティー選手権」では、賞金総額が33万5千ドルで下部ツアー史上最高金額となり、優勝賞金も5万ドルとなります。
例年シーズン終了時に、獲得賞金上位10名に米LPGAでのツアーカードが与えられますが、もし新しく設けられた「エプソンツアー大使(アンバサダー)」に任命されれば、ひとり1万ドルが支給され、女子ゴルフ最高峰である「米LPGA」の舞台でプレーするための支度金とすることができます。
ことしエプソンツアーで実績を積み、来年以降米LPGAでプレーすることができるようななった選手たちは、おそらく「エプソン」という企業名を忘れることはないでしょう。つらくて厳しい練習とともに記憶されるはずです。そして、その選手たちに将来、パソコン機器を購入する必要が生じたときには、消費行動に影響を与えるに違いありません。