今週の米PGAツアー「フェニックス オープン」初日は、日没のため8名の選手がホールアウトできませんでしたが、その中のひとりサヒティ ティーガラが、5アンダーの66で暫定首位に立ちました。
ティーガラはインド系のアメリカ人で、カリフォルニアにあるペパーダイン大学で選手として活躍し、オールアメリカンにも選出されましたが、コロナのために活躍の機会が大きく奪われてしまいました。
米PGAの下部ツアー(コーンフェリーツアー)で、昨シーズン終盤の大きな大会で続けてトップテンに入って、今シーズンより米PGAのツアーカードを獲得しました。しかし出場試合が限られたものなので、この大会にはスポンサー推薦で出場しています。
ティーガラは、コリン モリカワ、ビクター ホブランド、マシュー ウルフと同じ年(24歳)です。彼らに対する強い対抗心を当然持っているはずで、それをばねに活躍してほしいと思います。
米PGAツアーには若くて才能のある選手がどんどん入ってきます。これが米ツアーのレベルと人気を支える原動力なのです。ティーガラの残りの3日間のプレーに注目しましょう。