米ツアー「ホンダクラシック」の3日目にとてもおもしろい光景が見られました。「おもしろい」というのは周囲で見ている人やテレビで観戦しているひとにとってそうであって、当の本人は苦しいほど真剣にプレーしています。
ワッグルを繰り返し、何度もターゲットを確認し、どうしてもスイングに入れないのはブライアン スチュアード(39歳)というアメリカの選手です。現在フェデックスカップポイントランキングが177位、世界ランキングが310位の位置にいて、米ツアーでは2016年の「チューリッヒクラシック」で1勝の実績があります。
この日、スロープレーが大嫌いなブルックス ケプカと一緒に回ったスチュアードは、彼のことを意識するあまり、9番ホール(パー4)の第2打目、ピンまで188ヤード残ったアプローチショットを構えたとき、上の動画のような状況に陥ってしまいました。
ゴルフというのは、つくづくメンタルなスポーツだなあと感じてしまいます。