今週米PGAツアーは「ペブルビーチプロアマ」が、大会名通りカリフォルニア州の「ペブルビーチ ゴルフリンクス」と「スパイグラスヒル ゴルフコース」、「モンテレー ペニンスラ カントリークラブ」の3つのコースを舞台に開催されます。この大会には、毎年著名な俳優、歌手、スポーツ選手が選手と一緒にプレーして、ファンを喜ばせ大会を盛り上げます。
しかし、今年は多くのトップ選手が、サウジアラビアで開催される「サウジインターナショナル」のほうに出場します。昨年まで「サウジインターナショナル」は欧州ツアー(現DPワールドツアー)の大会でしたが、今年からアジアンツアーのひとつとして開催されます。
「サウジインターナショナル」に出場する選手は、ダスティン ジョンソン、グラン マクダウェル、エグザンダー シャフレ、ブライソン ディシャンブー、キャメロン スミス、トニー フィーナウなどです。日頃米PGAでプレーしているこれらの選手は、今回は事前に申請して米PGAから条件付きで出場を認められたという経緯があります。詳しくは過去のブログをご一読ください。
https://worldgolfinformation.com/2021/12/22/
この大会には日本から、金谷拓実、木下稜介、星野陸也、岩田寛、久常涼の5選手が出場します。
また、米ツアー「ペブルビーチプロアマ」のほうには、今田竜二と小平智がスポンサー推薦で出場します。今田竜二(45歳)は、2008年に「AT&Tクラシック」で優勝し、青木功、丸山茂樹に次いで日本人として3人目となる米ツアー優勝を果たした選手です。最近は活躍する姿を見なかったのですが、昨年日本で開催された「ZOZO選手権」にもスポンサー推薦で出場しましたが、棄権者を除き77名中最下位の成績に終わっています。
小平は昨シーズンまでキープしていた米ツアーカードを失い、今年はスポット参戦でツアーカード奪還を狙います。先月ハワイで開催された「ソニーオープン」では12位に入っており、現在フェデックスカップポイントの獲得数は137位の位置にいます。8月のシーズン終了時に125位以内にいることがツアーカード獲得の条件ですが、どれだけの試合に出場できるかが大きなカギとなります。
今週は、アメリカ カリフォルニアの大会とサウジアラビアでおこなわれる大会に注目です。