世界のゴルフを統括する団体のひとつR&A(ロイヤル&エンシェント ゴルフクラブ オブセントアンドリュース)が、ロシアによるウクライナ侵攻を非難しました。そして自らが主催する大会へ、ロシアとロシアを支援するベラルーシ国籍の選手が出場することを認めないと発表しました。
R&Aが主催する大きな大会としては、「全英オープン」と「全英女子オープン」がありますが、この2つの大会への参加を認めないということになります。
とは言っても、ロシアとベラルーシ出身の選手で、この2つの大会へ出場可能になりそうな実力を有する選手は、現在ひとりもいないので、実質的な制裁というよりは、R&Aがウクライナを全面的支援する態度を表明したかたちになります。 また、今週の米ツアー「アーノルドパーマー招待」に出場しているイギリス人イワン ポールター選手は、戦火の中で苦しんでいるウクライナの人々をサポートする意志を表わして、初日のラウンドをウクライナの国旗の色(青と黄色)を身にまとってプレーしました。