強い雨と風のため「プレーヤーズ選手権」の初日は、2度の中断を余儀なくされため、ティーグラウンドに立ってボールを打つことができない選手がいるなか、日没サスペンディッドとなってしまいました。
2日目(金曜日)に初日のプレーの続きがおこなわれましたが、天候が回復せず11時15分に中断し、その4時間後には中止が発表になりました。この時点で第1ラウンドのプレーを終了した選手もいますが、1番遅い組の選手はまた7ホールも残しています。
3日目(土曜日)以降どうなるのか? メディア報道によると、土曜日も午前11時過ぎまでプレーを開始しません。8時から10時まで前線による大雨が予想されているので、それが通過してコース整備をおこなってから再開されるようです。しかし、雨は止むもののかなりの強風がふきそうなので、選手を悩ませることになります。
日曜日の天気予報はくもりとなっており雨は降らないが、気温は上がらず強風が予想されています。現時点で判断すると、日曜日にすべての選手がホールアウトすることは時間的に不可能で、月曜日に試合がずれ込みそうです。
「プレーヤーズ選手権」は、メジャー大会に次ぐ格式のある大会なので、たとえ今後の天候が急変したとしても、54ホールに短縮して優勝者を決めるという選択肢は想定されていません。天候の急変に対応して、新たに浮上する選択肢は火曜日に大会を終わらせるというきわめて異例のかたちになりそうです。