交通事故で大けがを負って以来、約1年2か月ぶりに公式戦に復帰し「マスターズ」に出場したタイガー ウッズの今後の予定が明らかになりました。4月12日の当ブログで、7月に開催される「全英オープン」に出場することを書いています。
「マスターズ」でプレーしたあとずっと試合に出ないで、次のメジャーで戦うのは少し実践感覚不足のようで、タイガーは7月14―17日の日程で開催される「全英オープン」の10日前におこなわれる「JPマックマウス プロアマ」という2日間競技に出場することを発表しました。
「JPマックマウス プロアマ」というのはあまり聞かない大会で、DPワールドツアー(旧欧州ツアー)の公式戦でもありません。1990年にイングランド中西部地区の慈善事業のための資金集めを目的として始まった大会です。
1人のプロと3人のアマチュアが一組でプレーするこのプロアマ大会は英国では定着していて、ダーレン クラーク、リー ウェストウッドといった有名選手も、アマチュア時代にこの大会に出場した経験があります。
「JPマックマウス プロアマ」へ出場することを決めたタイガーより推測できるのは、「マスターズ」に久々に出場して予選を通過したこと、そして4日間戦い抜くことができたことから、負傷した足の回復は満足いくものであったと感じたいうこと。
そして、この調子であれば「全英オープン」に出場して優勝争いに加わることができると判断したこと。だから、直前に試合に出場し、競技をおこなうなかで最終調整をしたいと考えたこと。
7月に開催される「全英オープン」がとても楽しみになってきました。