本日の全国紙朝刊に次のような記事が掲載されました。
日本のプロスポーツコンテンツがアマ競技も含めて、海外でただで利用されている。これを見過ごすわけにはいかない、検討するべきだ、というものです。
主導しているのがソフトバンク、楽天グループとあるので、「プロ野球」を中心に進められそうな動きです。いずれ、プロ野球セ・パ12球団を対象として、毎日の試合の結果を当てるオンライン型のギャンブルサイトが生まれるかもしれません。
しかし、リーグに所属するチーム同士の試合結果(勝ち、負け、引き分け)では3通りしかないので、当てたとしても当選倍率は低くなります。点数を絡めると大量得点が入るときなどの対応がむずかしくなります。
ならばと、リーグ内のほかのチームどおしの対戦結果を組み合わせることになります。すると、多くのファンはひいきのチームの事情には興味がありよく知っていても、他の球団のことはあまり知らないので、試合に賭けるのをためらったりするかもしれません。なので、1つのリーグ内に属するチームを対象とした賭けというのは、多くの支持を得ることは難しいでしょう。
現在日本で人気があるのは、JRA競馬のように何頭かが走るレースに対して、単勝あるいは複勝で1位を当てる、2位をあてるというタイプの賭けです。ボート、競輪などもそうだと思います。
そこで提案したいのが、男子ゴルフ、女子ゴルフを対象とした賭けです。海外ではもちろんおこなわれていますが、毎週開催される大会に出場する選手に対して、誰が優勝するかブックメーカーがオッズをつけて販売するのです。
ファンとしては大会のテレビ中継を見るとき、ある選手に賭けていてその選手が優勝争いに加われば、観戦する真剣度も増すというものです。あと社会人マラソン大会、駅伝大会などにも自由に賭けることができれば、見る楽しさが倍増しそうです。
プロ野球やサッカーだけにこだわらず、多くの選手が出場して競うスポーツに、自由にお金を賭けることができるシステムが、近い将来構築されることを願っています。