米ツアー チューリッヒ クラシック

今週の米PGAツアーは、「チューリッヒ クラシック」がルイジアナ州で始まりました。シーズンを通して唯一選手ふたりがチームとなって競う大会です。優勝したチームの選手はふたりとも米ツアー1勝の実績となります。

例年2月におこなわれる「ペブルピーチ プロアマ」も、2人でチームを組んで競技をおこないますが、この大会ではプロ選手とアマチュアがペアを組みます。チームとして順位がついて優勝チームは決まりますが、プロ選手は4日間の個人スコアのトータルで優勝を競います。

「チューリッヒ クラシック」の舞台となるTPCルイジアナコースは、大きなワニがコース内をのそのそと歩いていることで有名で、キャディーがワニをレーキで追い払って、選手がプレーを続けるというシーンがよく見られます。

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今回の大会で注目のグループは、若手トップ選手ふたりが組んだコリン モリカワとビクター ホブランド組、そしてパトリック キャントレーとエグザンダー シャフレ組です。大会初日、コリンモリカワは13番(パー4)で2打目を直接カップインさせ、調子はよさそうです。

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マスターズを制し現在世界ランキング1位のスコッティ シェフラーはライアン パーマーというベテラン選手と組んで出場しています。パーマーは45歳で米ツアー通算4勝の実績がありますが、最後に優勝したのが3年前のこの大会でした。この時はジョンラウムと組んで優勝しています。今回もシェフラーの勢いにあやかりたいところです。

この大会で昨年優勝したのは、キャメロン スミスとマーク リーシマンのオーストラリア人の組でした。キャメロンスミスは2週間前のマスターズでは、最終日に最終組でスコッティ シェフラーと回りましたが、初メジャータイトルには手が届きませんでした。

なお、この大会には松山をはじめ日本人選手は出場していません。