昨日のブログで、タイガー ウッズは「全英オープン」には出場するが、「全米プロ選手権」に出場するかどうかまだわからないと本人のコメントとして書きました。そのタイガーが、現地時間28日「全米プロ選手権」の舞台であるオクラホマ州に専用ジェット機で入り、サザンヒルCCで練習ラウンドをおこなったというニュースが流れています。
昨年2月に交通事故に遭い右足に大けがを負って以来はじめて、先月の「マスターズ」に出場しました。試合後のインタビューでは、次の試合は「全英オープン」となりそうだということでしたが、「全米プロ選手権」出場が濃厚になってきました。
怪我の回復状態に少しでも不安があれば、7月の「全英オープン」に向けてじっくりと調整というかたちになりそうですが、その2か月前の試合に出るということはよほど調子がいいと推測されます。
タイガーは昨年12月30日に46歳になりました。46歳といえばジャック ニクラウスが最後のメジャータイトルとなる「マスターズ」を優勝した年です。昨年の「全米プロ選手権」を50歳で優勝したフィル ミケルソンのような例がなくはありませんが、足の怪我が全快したとしても、そろそろ体力の限界に近づきつつあります。
このブログでは何度も書いていますが、タイガーは米ツアー通算82勝しており、これはサムスニードと並んで歴代1位タイ記録です。また、メジャータイトル獲得数は15で、1位のニクラウスの18には3つ及びません。
もし、タイガーが「全米プロ選手権」か「全英オープン」で優勝することができたら、米ツアー通算優勝回数で単独トップとなります。またメジャー優勝回数は16となり、ニクラウスの記録まであと2つに迫ります。今後出場する試合数を極力おさえながらプレーしていくタイガー、しっかり見守っていきたいですね。