今週の米PGAツアー「ウェルズファーゴ選手権」の初日を終えて首位に立ったのは、7アンダーのスコアでホールアウトしたオーストラリア人のジェイソン デイ(34歳)です。
デイは2016年世界ランキング1位の座につきましたが、その後背中の怪我に悩まされ現在ランキングを127位まで落としています。しかし、スイングコーチのクリス コモについて、背中への負担が極力かからないスイングへの改造に取り組み、ドライバーを振る以外はスイングの不安はない状態までなっています。また、今年1月の「ファーマーズ インシュアランス オープン」では最終日に優勝争いに加わり、3位タイの成績を残すなど徐々に復調のきざしをみせてきています。
試合後のインタビューでは、「朝ゴルフスイングのことを考え、日中もスイングのことを考え、夜もスイングのことを考えている。夜の12時にいい考えが浮かんで、コーチと電話で話すこともある。」と話しています。
今から4年前、デイが最後に優勝したのがこの「ウェルズファーゴ選手権」です。この大会は例年有名なコース「クェイルホロー」で開催されていますが、今年は9月に開催される「プレジデントカップ」の準備のため、別のコースで開催されています。デイとコースの相性がどの程度なのかわかりませんが、あと3日間いいプレーを続けてほしいと思います。