フィル ミケルソン 全米プロ欠場

今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」が来週(19―22日)、オクラホマ州サザンヒルCCで開催されます。フィル ミケルソンがこの大会に欠場することが、主催する米PGAより発表されました。

ミケルソンは昨年この大会で50歳という年齢で優勝し、メジャー最年長優勝の記録を塗りかえました。ふつうであればディフェンディング チャンピオンとして今年の大会へ出場するはずですが、ミケルソンは2月の舌禍事件以来公式試合に出場していません。

ミケルソンは、米PGAツアーに対抗するLIVグループが来月ロンドンで開催する試合について、米PGAへ出場許可申請をおこなっていましたが、先日却下されました。

ミケルソンが今後どういう方向に進むのかはっきりしません。LIVグループ側に移るのか、それとも今までのように米PGAツアーの試合で出るのか。彼はLIVグループの動きを利用してPGAツアーが抱える問題を変えさせようとしたと自ら語っています。もし、米PGAツアーに戻ってくるのであれば、これについてきちんとした謝罪がなければ、米PGAツアー側も出場を認めるわけにはいきませんし、新リーグを創設しようとするLIVグループとの関係を今後きっぱりと断つと明言する必要もあるでしょう。

ミケルソンが今後どういったアクションをとるのか注目です。