今週は「全米プロ選手権」

今週19日より今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」が、オクラホマ州のサザンヒルCCで始まります。

まず、昨年大会優勝者のフィル ミケルソンは出場しません。新リーグ創設に関わっていたこと、米PGAツアーを非難したことなどが報じられて以降、試合には出場していません。

また、昨年2月に交通事故で大けがを負ったタイガー ウッズは出場を予定しています。先月の「マスターズ」には事故後1年2か月ぶりに出場し、予選通過を果たしました。4日間プレーしても怪我した足への影響がなかったことから、怪我の回復に自信を深めています。もし、最終日優勝が狙える位置にいれば、他の選手にとっては非常に怖い存在になりそうです。

先週の大会(15日最終日)「AT&Aバイロンネルソン」で、最後の最後まで優勝争いをして2位になったジョーダン スピース(28歳)は、いままでに「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」で優勝しており、今回優勝すればキャリアグランドスラムを達成することになります。これまでにこの偉業を達成しているのは、ジャック ニクラウス、タイガー ウッズ、ベン ホーガン、ゲーリー プレーヤー、ジーン サラゼンの5名しかいません。

日本からは、松山英樹、星野陸也、稲森佑貴、金谷拓実、木下稜介、香妻陣一郎の6選手が出場を予定しています。

このブログ恒例となっている優勝者の予想ですが、わたしはパトリック キャントレー(30歳)、ブルックス ケプカ(32歳)の二人を挙げておきます。キャントレーは現在世界ランキング5位、昨年のフェデックスカップチャンピオンで、ツアー通算7勝をあげています。今シーズン優勝はないものの2位に2度入っており、そろそろメジャータイトルをとってもおかしくない実力と実績を備えた選手と考えます。

ブルックス ケプカのほうは、この「全米プロ選手権」を2018年、19年に連覇しています。また昨年の大会でも2位タイに入っています。ツアー通算8勝のうち4つがメジャー大会というメジャーにめっぽう強い選手です。過去のインタビューの中で、「メジャー大会の厳しいコースセッティングのほうが、自分を燃え上がらせてくれる。」と話しています。今回もそのことばに期待したいと思います。

プロ野球界にサッカーのように試合結果に賭けることができるようにしようという動きがあるようです。早く実現しついでにゴルフについても賭けができるようになるといいのですが、、、

https://worldgolfinformation.com/2022/04/20/