全米オープン 予選

「全米プロ選手権」が終わったばかりですが、すでに今季メジャー第3戦「全米オープン」に向けて、各地で予選会が繰り広げられています。毎年最終日が父の日に重なる「全米オープン」は6月16―19日の日程で、マサチューセッツ州ブルックリンにある「ザ カントリークラブ」で開催されます。

23日に日本でおこなわれた予選会では、杉山知靖、出水田大二郎、トッド シノット(豪)の3名が出場権を獲得しています。

アメリカ国内では10か所で予選会がおこなわれる予定で、最初の予選会がテキサス州ダラスでおこなわれました。101人が出場したこの大会で、香妻陣一郎(1位タイ)、星野陸也(6位タイ)が本選への出場権を獲得しました。なお、金谷拓実、木下稜介は予選落ちしたので、今後他の予選会にまわるものとみられます。

このダラスの予選会で出場権を獲得した選手はほかに、カート キタヤマ、マッケンジー ヒューイ、ニック テイラーらがおり、予選落ちした選手には、2010年のチャンピオン・グラン マクダエル、東京オリンピック銀メダリスト・ローリー サバティーニ、マットクーチャーなどの選手がいます。

星野は、先週の「全米プロ選手権」に出場し、60位タイの成績でした。この結果、世界ランキングの順位を66位から63位へわずかながらあげています。また、予選落ちをした香妻は、世界ランキングを97位から101位に順位を落としています。

星野は米ツアーでプレーしていきたいという気持ちを公言しています。メジャー大会で上位に食い込み、世界ランキングをもっとあげて50位以内として、メジャーをはじめ海外の試合に出る試合を増やして米ツアーへの足掛かりにしてほしいと思います。