今週の米LPGAツアーは、今季3つめとなるメジャー大会「全米女子プロ選手権」が、アメリカ東海岸メリーランド州のコングレショナルCCで開催されます。女子のメジャー大会は年間5つあるので、7月21日からの「エビアン選手権」と8月4日からの「全英女子オープン」がまだ残っています。
注目の選手はアメリカ人ジェニファー カプチョ(25歳)です。先週の米LPGAツアー「メイジャーLPGAクラシック」で優勝した選手で、今季は「シェブロン選手権」でメジャー初制覇しているので2勝目となります。
カプチョは、「オーガスタナショナル女子アマ」が2019年に創設されたときの初代チャンピオンです。名門ウェイクフォーレスト大学4年生のときに栄冠を手にしました。2019年にプロとなり、今季ようやく才能が開花したようです。(2021年の大会で優勝した梶谷翼選手の活躍も待たれます)
昨年のこの大会の覇者ネリーコーダ(23歳)も期待できます。今年3月に腕に血栓ができる病気のため治療に専念していましたが、今月初めの「全米女子オープン」から復帰して8位タイの成績を残し、先週の大会では2位タイと復調を印象づけています。とにかく彼女は現在米LPGAの「華」なので、優勝争いに加わって大会を盛り上げてほしいと思います。
日本人選手として出場するのは、畑岡なさ、西郷真央、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳の5名です。
4日間どんなプレーが見られるか楽しみですね。