今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)

今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)は、ドイツのミュンヘンで「BMWインターナショナルオープン」が開催されています。

今月初旬に開催された日本ツアーの「BMW日本ゴルフツアー選手権」で優勝した比嘉一貴(27歳)には、この大会への出場資格が与えられており、予選通過を果しました。2日間の競技を終え、5アンダー37位タイの成績です。

「BMWインターナショナルオープン」出場者に与えられる世界ランキング算出ポイントは、今週日本で開催されている「日本プレーヤーズ選手権」の1.5倍なので、上位に入れば入るほど、世界ランキング順位をあげるチャンスがひろがります。残り2日間のプレーに期待しましょう。

比嘉一貴は、いままで世界ランキング100位以内に入った選手の中で、一番身長が低い(158センチ)選手だと言われています。今回一緒にラウンドした選手も驚くほどの小ささのはずです。それでも予選通過というプロとして最低限の仕事を成し遂げています。

https://worldgolfinformation.com/2022/06/06/

この試合には、DPワールドツアーメンバーである川村昌弘と、スポット参戦の金谷拓実が出場していましたが、2人とも予選落ちを喫しています。

金谷は、3月の「WGCマッチプレー」で予選を突破したのち、海外では「マスターズ」、「全米プロ選手権」を含め4試合連続で予選落ちしました。その後日本で2試合プレーしたのちこの試合に臨みましたが、またもやはねかえされてしまいました。

金谷は、昨年度日本ツアー賞金ランキング2位の資格で、来月開催される「全英オープン」への出場権を得ていますが、今の自信喪失状態ではあまり期待できそうもありません。今季日本ツアーの賞金ランキング1位の資格で、比嘉一貴にも「全英オープン」の出場権があります。今彼がもっている勢い(モーメンタム)でもって善戦してほしいですね。