スコットランドオープンと全英オープン

今週のツアー競技「スコットランド オープン(Scottish Open)」が始まりました。この大会は今年からDPワールドツアー(旧欧州ツアー)と米PGAツアーとの共催試合となっています。

来週開催される今シーズン最後のメジャー「全英オープン」に向けて、各選手が実践のなかで仕上がり状態を確認する試合として位置づけられ、多くのトッププロが出場しています。優勝者に与えられる世界ランキング算出ポイントも、70ポイントと非常に高くなっています。

今週は4、5日(月、火)にDPワールドツアーの公式競技である「マクマナス プロアマ」という2日間のチャリティー競技が開催され、こちらもほうにも「全英オープン」優勝を狙うトッププロが多数出場しました。特にメジャー大会の直前の週に4日間大会に出場すると、疲労が蓄積され十分に力が発揮できないと考えるベテラン選手が中心です。ダスティン ジョンソンやローリー マキロイはこちらを選択しました。また、この大会にはタイガー ウッズも出場し、39位タイの成績でした。

ことしの「全英オープン」は、第150回大会という節目の大会となり、ゴルフの聖地「セントアンドリュースオールドコース」で開催されます。出場する選手としても「全英オープン」をセントアンドリュースで優勝するということは、特別な意味をもってきます。

もしも今回の「全英オープン」で、LIVゴルフに移籍した選手の中から優勝者がでるようなことになれば、今後のLIVゴルフと米PGAツアーの関係、そしてLIVゴルフと4大メジャー大会との関係が大きく影響を受けることになります。その意味でも注目されます。