来週はいよいよ男子メジャー大会第4戦「全英オープン」が、ゴルフの聖地セントアンドリュース オールドコースで7月14日から開催されます。第150回の節目の大会となり、今季最後のメジャー大会になります。ちなみに第1回大会は1860年に開かれており、当時日本ではまだ明治維新を迎えておらず、徳川時代になります。
今年のメジャー大会の結果を確認すると、4月に「マスターズ」を優勝したのはスコッティシェフラー、5月の「全米プロ選手権」を制したのはジャスティン トマス、先月「全米オープン」優勝を果したのはマット フィッツパトリックでした。
今年最後のメジャータイトル「全英オープン」を、手にするのはいったいどの選手か?優勝者予想は後日に回して、今日は大会賞金総額のアップのニュースです。
ことしの大会の賞金総額は、昨年の1250万ドル(17億円、136円換算)から、1400万ドル(19億円)に増額され、優勝者の賞金も昨年のコリンモリカワが獲得した207万ドルから250万ドル(3億4千万円)にアップしました。優勝者にはクラレット ジャグ(Claret Jug)と呼ばれる優勝トロフィーも与えられます。
予選を通過した選手のうちで最下位70位となった選手にも32,200ドル(438万円)が、予選を通過できなかったプロ選手にも最低7000ドル(95万円)が支払われます。
「全米オープン」も昨年の優勝賞金225万ドルから、ことしは315万ドルにアップしています。このようにメジャー大会の賞金総額がアップしていく一番の理由は、新しくできたLIVゴルフの大会の賞金総額、優勝賞金が高額となっているためと言われています。
なお、日本人出場選手は、松山英樹、今平周吾、比嘉一貴、桂川有人、金谷拓実、中島啓太(アマチュア)の6名です。