今日はこのブログ恒例のメジャー大会優勝者予想をおこないます。今週14日からゴルフの聖地セントアンドリュース オールドコースで、節目となる第150回「全英オープン」が開催されます。
組み合わせも発表になりました。その中で一番注目されるのは、コリン モリカワ、ローリー マキロイ、エグザンダー シャフレのグループです。モリカワは昨年のこの大会の覇者で、現在世界ランキング8位です。マキロイは先月の「RBCカナディアンオープン」に勝ち、その翌週の「全米オープン」では5位タイに入っています。2014年に「全米プロ選手権」のタイトルを獲得して以来、メジャータイトルを手にしていないので、今回こそはという気持ちが強いはずです。シャフレは先週「マクナマスプロアマ(2日間大会)」と「スコットランドオープン」の2試合に優勝し、世界ランキングを5位としました。予選ラウンド2日間はこの組が一番多くのギャラリーを引き連れてラウンドするはずです。
昨年2月の自動車事故より復活したタイガーウッズも出場します。体への負荷を最小限におさえるため、出場する試合をメジャー中心に絞り、今大会は練習ラウンドも精力的にこなしました。もし優勝すれば、米ツアー通算73勝目となってサム スニードを抜いて単独1位の座につきます。またメジャー優勝回数は16となり、ジャックニクラウスのもつ18にまた一歩近づきます。ただ一番の問題は46歳という年齢で、高い技術、強い精神力を支える体力が4日間持続するかどうかです。
最後にわたしの優勝予想ですが、現在世界ランキング18位のダスティン ジョンソン(38歳)と同22位のシェーン ローリー(35歳)、24位のルイ ウーストヘイゼン(39歳)の3名の中から優勝者がでるのではないかと予想します。
ジョンソンはLIVゴルフに移籍した選手のなかで、一番実力と実績を備えた選手です。LIVゴルフ招待シリーズの第2戦ポートランド大会では、優勝は逃しましたが最終日首位争いを演じました。LIVゴルフに移籍したことで心機一転、新たな気持ちでゴルフに向き合う姿勢に勝機があるように感じます。
ローリーは、コロナ禍が始まる前の2019年の「全英オープン」で優勝を果した選手です。アイルランド出身で、リンクスコースで育った選手です。「全英オープン」優勝後に勝ちはありませんが、上位に食い込み好調さを維持しています。
ルイウーストヘイゼン(39歳)もLIVゴルフに移籍した選手ですが、2010年の「全英オープン」をセントアンドリュースオールドコースで優勝しているので、彼には相性のいいコースです。その後もメジャー大会でなんどもなんども優勝にからみながら、2位に甘んじています。そろそろかなという気がします?
皆さんの予想はいかがでしょうか?