7月26日のブログで、来年以降のLIVゴルフの動きについて書きました。その後現地時間26日にグレッグノーマンの名前で発表された声明の内容を続報としてお伝えします。
https://worldgolfinformation.com/2022/07/26/
2023年のシーズンは14試合が予定されていて、その賞金総額は4億500万ドル(554億8500万円、137円換算)となります。ということは1試合平均で約39億6000万円となり、それは今週の米PGAツアー競技「ロケットモーゲジクラシック」の賞金総額約11億5000万円の3倍以上の金額になります。
まだ14試合の日程と開催地は確定していませんが、4大メジャーの日程とは重複しないとしています。LIVゴルフの選手がメジャー大会へ出場する機会を確保するためです。また、ライダーカップ、プレジデントカップなどの国際チームイベントともダブりません。
14試合の開催国は現在のところ、タイ、英国、韓国、ベトナム、中東、インドネシア、中国、シンガポール、ホンコン、アメリカ、EU諸国となっています。
ベトナム、インドネシアなど今からどんどん経済成長していく新興国が含まれていますが、日本が入っていないのはちょっと意外で、残念なところです。
現在世界ランキング4位で、昨年のフェデックスカップ チャンピオンであるパトリック キャントレーは、今週の米ツアー「ロケットモーゲジ クラシック」に出場し、その大会前記者会見で、「今のところはLIVゴルフに移籍する予定はない。」と、今後の自らの去就について含みを持たせるコメントをしています。
今後も米PGAツアーとLIVゴルフのバトルは続いていきます。