日本男子ツアーは今週メジャー大会のひとつ「日本プロゴルフ選手権」が始まります。6月末の「日本プレヤーズ選手権」以来試合が組まれておらず、6週間ぶりの大会となります。
この大会にLIVゴルフ招待シリーズでプレーした香妻陣一郎、稲盛佑貴、木下稜介の3名が出場します。さすがに、選手会長の職をほっぽり投げて加入した谷原秀人は出場していません。きっと、どのつら下げて戻ってきたんだと厳しく非難されてしまうからでしょう。
米PGAツアーは、LIVゴルフ招待シリーズ初戦の「ロンドン大会」に出場したツアーメンバー20名余りを、ただちに無期限のツアー出場停止処分にしました。その後移籍することを発表した選手についても同様の処分を発表しています。DPワールドツアー(旧欧州ツアー)も同様の処分をくだしました。
しかし、日本ゴルフツアーは谷原らがLIVゴルフ招待シリーズの大会に出場することを表明したときに、それを容認する立場をとり支持するコメントを発表していたので、今回3選手の出場が問題になっていません。
日本ゴルフツアーは、4名の選手を支持したことで米PGAツアーに対して立場を異にしたことになります。なので今後米PGAツアー(下部ツアーのコーンフェリーツアーも含めて)でプレーすることが困難(ひょっとして不可能?)になることが予想されます。
日本ゴルフツアーがどこまでのことを考えて、4名の選手がLIVゴルフ招待シリーズの試合に出ることを容認したのかわかりませんが、軽率な判断だったと言わざるを得ません。