全英女子オープン 渋野初日首位に立つ

米LPGA今季最後のメジャー大会「全英女子オープン」の初日のプレーが終わり、渋野日向子が8バーディー、2ボギーの6アンダーで単独首位に立ちました。

渋野は先週の「スコットランドオープン」で予選落ち、その前週のメジャー「エビアン選手権」でも予選落ち。6月末のメジャー「全米女子プロ選手権」では途中棄権、その前の試合でも予選落ちと、最近ひどく調子を崩していました。

渋野が今回初日のラウンドを終わって首位に立った理由は、よく言われるように「選手自身が自分にあまり期待していなかったから。いいスコアを出さなくてはいけないという大きなプレッシャーを自分にかけていなかったため、比較的楽にプレーできたから」でしょう。

ただ、渋野はこれまで初日、2日目と上位にとどまった試合では、決勝ラウンドで崩れることが少なく、優勝争いにからまなくても上位で大会を終えることが多いので、2日目のプレーに注目しましょう。

初日の6アンダーで首位という成績が、どれだけ渋野の心理にポジティブな影響を与えるか、自信回復につながるか?2日目以降、3年前のこの大会で見せた「シンデレラスマイル」を復活させて、ぜひ優勝争いに加わってほしいと思います。