現在アメリカ国内の劇場で、「The phantom of the Open(邦題未定、全英オープンの幻影という意味)」というゴルフ映画が上映され、人気を博しています。
これまでにいろいろなゴルフ映画が作られましたが、ビル マレーが主演した「キャディーシャック(Caddyshack)」や1996年公開のケビン コスナー主演の「ティン カップ(Tin Cup)」などが有名なところでしょうか。
スポーツをテーマした映画は結構難しく、技術的なことを深く掘り下げて描くと万人(ばんにん)受けしません。かと言って多くの人に理解できる薄っぺらな内容を並べると、ゴルフのことを本当に知っているコアな人から評価されない映画になってしまいます。
なので、ゴルフを扱いながらも主人公とその周囲の人とのふれあいや結びつきを描く手法をとることが多くなり、今回の「The phantom of the Open」もその部類に属する映画のようです。
映画は実話をもとに作られました。イギリスに住むモーリスは、港で働くクレーンオペレーターで、ゴルフをしたことがないのに、ひょんなことから1976年の全英オープンの予選に出場しようと決意します。当然結果はさんざんなものでしたが、そこからモーリスの不屈の挑戦が始まります。
日本ではゴルフの人気が低迷しているので、この映画が公開されるかどうかわかりません。もし劇場で公開されることになれば足を運んで観てみたいと思います。されなかったら、しばらく我慢してDVDを購入することにします。