キャメロン スミス LIVゴルフへ移籍

男子ゴルフ今季最後のメジャー大会「全英オープン」を制したオーストラリア人キャメロンスミス(28歳)がLIVゴルフに移籍するという情報が流れてきました。これについては、7月20日のブログに書きましたのでご一読ください。

https://worldgolfinformation.com/2022/07/20/

しかし、スミスはやっぱりLIVゴルフに移籍する。9月2日からマサチューセッツ州ボストンで始まる「LIVゴルフ招待シリーズ」第4戦に出場するという報道がされています。

その報道によると、「全英オープン」前にスミスはLIVゴルフ側と1億ドル(133億円、1ドル133円換算)の契約料で合意していた。しかし、「全英オープン」を優勝し、世界ランキング2位になったため、この契約料は上積みされたと。

今週から始まった米PGAツアーのフェデックスカップ プレーオフに出場しているスミスが、もしフェデックスカップ チャンピオンとなって、その結果世界ランキング1位となれば、米ツアーNO.1、世界ランキングNO.1の選手がLIVゴルフに移籍するという、米PGAツアー側にとっては計り知れない大きな痛手となります。もちろんそうなれば、当然スミスに支払われる契約金はさらに大幅アップされるはずです。

スミスの正式な発表は、プレーオフの最終戦「ツアー選手権」が終了する8月28日以降とされています。

LIVゴルフに最初に移籍したのは、実績はあるけれども選手としての最盛期を過ぎた選手が多かったのですが、ダスティン ジョンソン、ブライソン ディシャンブー、ブルック スケプカの移籍あたりから少しずつ潮目がかわり、どうとうキャメロン スミスのような若く、これからどんどんビッグタイトルをとることが期待される選手が移籍していく段階に入ってきました。

現在世界ランキング4位で、昨シーズンのフェデックス チャンピオンのパトリック キャントレー(30歳)も「今の時点では自分は移籍をしない。」と移籍を完全には否定していません。今後も米PGAツアーとLIVゴルフの壮絶なバトルから目が離せません。