LIVゴルフ招待シリーズの大会第５戦が、今週１６日からアメリカ イリノイ州のシュガーグローブで始まります。
その後、第６戦は１０月７日からタイのバンコクで、第７戦は１０月１４日からサウジアラビアで開催され、１０月２７日からはシーズン最終戦がアメリカ フロリダ州マイアミにあるトランプ元大統領が所有するゴルフ場でおこなわれます。
最終戦の開催方式がまだ未確定ではあるものの、メディアで紹介されていますがなんとも突飛なものです。
いままで大会は３日間でしたが、この大会は４日間大会として個人戦はなくチーム戦でおこなわれ、優勝チームには１６００万ドルが与えられます。各チームは１２名のキャプテンが順番にひとりずつ選手を選んでいって決まります。
１２チームで競うので、トーナメント形式にすると不戦勝のチームが４つ出ます。この４つのシードチームを決定するために用いる方法は、なんと各チームのキャプテンがニアピンコンテストをおこない、一回だけ打ったボールがピンから近い順に４つのチームがシードを獲得します。
チームの４名のうち、ふたりは個人戦で、あとのふたりは２人チームでマッチプレーを戦います。勝ったほうに１ポイントが与えられ、引き分けの場合はサドンデス形式で決着をつけ、獲得ポイントが多いチームが勝ち進んでいきます。
ですが、キャプテンのニヤピンでシードを決めるというのは、競技というよりどこか興行的な雰囲気がして、まるでサーカス(見せ物)のようだと批判されています。
米PGAツアーのほうは、今週から新シーズンが始まります。カリフォルニア州ナパで「フォーティネット選手権」がおこなわれ、LIVゴルフの試合とまさにバッティングです。観客動員数、テレビ(ネット)視聴率などがとういった結果になるか注目していきましょう！