ロバート マッキンタイアー優勝

今週のDPワールドツアー「イタリアンオープン」については2日前のブログで書きました。

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最終日は首位でスタートしたマット フィッツパトリックと1打差の2位のローリー マキロイのふたりによる優勝争いになることが予想されました。フィッツパトリックは最終ラウンドを4アンダー、マキロイは3アンダーでホールアウトしましたが、スコットランド人のロバート マッキンタイアー(26歳)が7アンダーでまわって首位のフィッツパトリックをとらえ、2人によるプレーオフとなりました。

格下のマッキンタイヤーでしたが、プレーオフ1ホールめでバーディーを奪い、「全米オープン」チャンピオンで世界ランキング11位のフィッツパトリックを破り、2020年以来となるDPワールドツアー2勝目をあげました。

マッキンタイヤーは、昨年3月の米ツアー「アーノルドパーマー招待」に出場直後には世界ランキングを42位まであげていましたが、その後不振に陥り、今週は110位まで順位を下げていました。

マッキンタイヤーはこの優勝で世界ランキングを69位までもどします。また、マキロイやフィッツパトリックに競り勝って優勝したことは、大きな自信につながりそうです。

マッキンタイヤーは優勝後の記者会見で、今後の目標として来年開催される「ライダーカップ」のメンバーに選出されることをあげました。ポール ケーシー、セルジオ ガルシア、リー ウェストウッドなど、今までライダーカップで実績をあげてきた選手がLIVゴルフに移籍し、ライダーカップに出場できなくなりそうで、欧州チームの選手層が薄くなったところに、強力な助っ人が現れました。

マッキンタイヤーはDPワールドツアーでは珍しいレフティーの選手です。まだ26歳と若いので、ライダーカップだけでなく米PGAツアー・4大メジャー大会でも今後活躍が期待されます。

                                 画像はBBCのサイトより