今週の米LPGAツアーは、オハイオ州で「DANAオープン」が始まりました。米PGAツアー(男子)は先週でシーズンが終了しましたが、米LPGAのシーズンはまだまだ続き、最終戦の「ツアー選手権(11/17-20)」まで、DANAを含めてあと10試合予定されています。
米男子ツアーだけがこんなに早くシーズンを終えてしまう理由は、他のプロスポーツとのかねあいです。アメリカでは秋にフットボールが始まります。だいたい土曜日がカレッジフットボールで、日曜はプロフットボールの試合が組まれ、テレビ中継もおこなわれます。ゴルフの試合の最終日(日曜)が、プロフットボールとバッティングしてしまっては到底勝ち目がありません。そのため、米PGAツアーはフットボールが始まる前にシーズンを終了することにしました。
DANAオープンの話にもどりますが、この大会は昨シーズンまで「マラソン クラシック」という大会名で開催されており、昨年の覇者は畑岡なさです。畑岡はこの試合で米LPGAツアー通算4勝目をあげ、現在は6勝まで勝ち星をのばしています。
今年の大会には畑岡以外に、笹生優花、上原彩子、古江彩佳、渋野日向子、野村ハル
の5選手が出場しています。
また、この大会でポーラ クリーマー(36歳)が産休明けの復帰を果しました。デビュー当時から、ピンクの衣装をトレードマークにしてプレーしていたので、当時はやった映画のタイトルからとった「ピンクパンサー」という愛称で、多くのファンに愛された選手です。クリーマーは2010年の「全米女子オープン」を含め米LPGAで10勝しています。
ゴルフウィークのサイトより
ミッシェル ウィー ウエストは、出産して今シーズン米LPGAに復帰しましたが、ツアーでプレーし続けるレベルの技術、体力を維持することは、子育てと両立できないという理由でプレー休止を宣言しましたが、はたしてクリーマーの場合はどうでしょうか?