先月おこなわれた「プレジデントカップ」については、9月22日のブログで書きました。ご覧になってない方は以下のサイトか、画面下のカレンダーより移動してご一読ください。
https://worldgolfinformation.com/2022/09/22/
結果はアメリカチームが国際チームを、17.5対12.5の大差で下しました。これで通算対戦成績は、アメリカチームの12勝1敗1引分けです。
あまりの実力の差に試合が終わるたび、試合形式を変更しようとか試合数を少なくしようとか改善策が提案されますが、大きな変更はされずに今日まできています。
しかし、最近になってプレジデントカップを男女混合チームで対戦する形にしてはどうかという構想が出てきました。
これに対して、先月の「プレジデントカップ」で国際チームのキャプテンをつとめた南アフリカのトレバー イメルマンが強く反対しています。イメルマンは2008年の「マスターズ」を優勝し、現在はテレビ解説者をしています。
「これは国際チームとして戦う選手にとってはとても侮辱的なことである。ほとんどの選手は、日頃アメリカ選手と同様に米PGAツアーという同じ舞台でプレーしている。また、
現在の実力の差を解消するために女性選手を加えるというのは、女性選手に対して失礼なはなしである。」
「確かにこれまでの対戦成績でみると、アメリカと国際チームには大きな実力差がある。しかし、この結果はこれまでの話であって、今後のことはわからない。韓国の選手、タイの選手、中国の選手、南米の選手が今後大きく成長してくるかもしれない。その選手たちのために、今のままでプレジデントカップを残しておいてほしい。」
今後「プレジデントカップ」のかたちがかわっていくのか、それとも今までどおり開催されていくのか注目していきましょう。